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【 三島由紀夫の小説に登場する寺院 】 |
第一級王室寺院。初めてタイを訪れた外国人観光客が、必ずと言っていいほどこの寺院へやって来る。「アルン」とは「暁」を意味している。当初は「ワット・マコーク」であったが、後に「ワット・チューン」とよばれるようになった。1830年に「ワット・アルンラーチャタラーム」と命名されたが、ラマ4世によって現在の「ワット・アルンラーチャワララーム」に改められた。
1767年タークシン将軍はビルマ(現ミャンマー)による侵攻で荒廃してしまった旧都アユタヤーの地を離れてチャオプラヤー川を南下し、夜明けにこの寺院に到着した。この周辺を拠点に、現在のラタナコーシン王朝の前身にあたるトンブリー王朝を開き初代の王となるのだが、それゆえこの寺院は「ワット・アルン(暁の寺)」と言われるようになったとの言い伝えもある。
トンブリー時代には、ここは王宮内に位置していた。1779年にラオスのビエンチャンから招来した(実際は、戦利品として持ち帰ったのだが)エメラルド仏は、1784年に新王都であるラタナコーシン側にあるワット・プラケーオへと移された。1858年に、ご本尊であるアルン仏がラオスより移されている。
高さ約67m(75mという資料もある)の巨大な仏塔(プラーン)が、とても特徴的だ。塔全体に、陶器などのタイル類が全面に埋め込まれている。頂上は、バラモン教のシバ神の象徴であるリンガの形になっている。この塔は、日本の三島由紀夫の小説「豊饒の海」の中の「暁の寺」に出てくることでも知られている。
「暁の寺」という意味の名前になっているが日の出ではなく日没時の塔の美しさが有名で、夕暮れ時に多くの観光客がこの塔の写真をカメラに収めようとチャオプラヤー川の対岸に集まってくる。 |
[ 創 建 ] |
アユタヤー時代 |
【 データー 】 |
[ 所在地 ] |
バーンコーク・ヤイ区、アルン・アマリン通り 34 |
34 Arun Amarin Road, Bangkok Yai |
34 ถนนอรุณอมรินทร์, แขวงวัดอรุณ, บางกอกใหญ่ |
[ オープン ] |
08:30~18:00(建物によりオープン時間が違う) |
[ 入場料 ] |
○50B |
[ TEL. ] |
・・・ |
[ 交 通 ] |
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートのN8ティアン船着き場(ター・ティアン)から、渡し船でワット・アルン船着き場へ |
[ URL ] |
http://www.watarun.org |


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仏塔の階段 |
メイン仏塔の階段はかなり急。しかし、塔の上からの眺めは素晴らしい。 |

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仏塔からチャオプラヤー川を望む |
仏塔の上からは、チャオプラヤー川を見渡すことができる。対岸には、ワット・プラケーオやワット・ポーが並ぶ。 |






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