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【 還俗して47歳の時に即位 】 |
ラマ2世の王子。出家して27年間に渡り僧侶となっていたが、還俗して47歳の時に即位した。さまざまな面で西洋スタイルを取り入れたことで有名で、王子や王女たちのためにシンガポールからイギリス人教師を招いたことはあまりにも有名だ。この時の様子を西洋側から描いたのが、映画「王様と私」である。また、出家中には仏教のタンマユット派を起こしている。王とチュラロンコン王子(後のラマ5世)はプラチュアプキリカーンへ日食の観測に出かけるが、そこでマラリアにかかりバンコクへ戻ってから崩御された。 |
【 データー 】 |
[ 生 年 ] |
1804~1868年 |
[ 在 位 ] |
1851~1868年 |
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ラマ4世 (ヤオワラート・チャイナ・タウン・ヘリテイジ・センター) < Rama Ⅳ > |

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映画「王様と私」のポスター < Movie"The King and I"/1956年 > |
マーガレット・ランドンが1944年に発表した小説を映画化したもの。ミュージカル作品。映画「アンナとシャム王」<Anna and the King of Siam/1946年>のリメイク作品。1951年からミュージカルとして上演され、大ヒットロングランを記録した。1999年にも「アンナと王様」<Anna and the King>として、チョウ・ユンファ、ジョディー・フォスター主演で映画化されている。
この作品は、アカデミー作品賞、監督賞など9部門にノミネートされた。作品賞の受賞は逃したが、ユル・ブリンナーは主演男優賞、アイリーン・シャラフが衣裳デザイン賞、ライル・R・ウィラー、ジョン・デ・キュアらがアカデミー美術賞などを受賞した。一方、デボラ・カーは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞
(ミュージカル・コメディー部門)を受賞している。作品中で使われている曲「シャル・ウィー・ダンス(Shall we dance?)」は日本でも有名だ。
原作はラマ4世の時代、タイ王室の王子(後のラマ5世・チュラロンコン大王)たちの家庭教師として勤めた経験を持つアンナ・レオノーウェンズ(Anna
Leonowens)の原作をマーガレット・ランドンが小説化したもの。この内容が「王室に対する不敬」「事実と違う」などとして大変な物議を醸しており、現在でもタイでは映画やミュージカルの上映、上演は禁じられている。
内容はどうかというと、タイの方には申し訳ないが作品自体はおもしろい。特に、ミュージカル舞台でも主演を務めるユル・ブリンナーの怪演ぶりが注目に値する。ただ、確かにありえない内容だと思われ、見方によっては王様蔑視、シャム(現在のタイ国)を未開の民族の国として描いているので批判されるのもいたしかたないところだ。舞台が実在の国ではなく、アジアの架空の国ということであればタイの評価も違っていたのではないだろうか。作品を見る限り、あれだけ王様を俗人のように描いたらタイで上映禁止になるのは当然であろう。
アンナ・レオノーウェンズが家庭教師として王室に招かれたことは事実。だが、一介の外国人英語教師が、簡単に王様に謁見できたとは思われない。ましてや、政治に口出しすることはできなかったと思われる。
また、作品中で使用された衣装はブロードウェーのミュージカルと同じくタイ・シルク製で、それらはタイ・シルク王であるジム・トンプソンの会社のもので、これらの作品が世界中に「タイ・シルク」の名を知らしめたとか。もちろん、作品のロケはタイでは行われていない。全てセットとのこと。 |
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「王様と私」 |
「アンナと王様」 |
「王様と私」 |

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