麻薬依存者の治療施設があることで有名な寺院。1957年に、Luang Por Chamroom(2008年逝去)、Luang Por Charoen、Mian
Panchandらがこの地に僧院を開いた。1959年には麻薬依存者の治療施設を設立する。もともとは、麻薬常習者が多い山岳少数民族のモン族(Hmong)のための施設であったようだ。この寺院には、約100人の僧侶と20人のメーチー(女性出家者/※正確には尼僧ではない/แม่ชี)がいる。
ここでは、漢方による治療を行っている。10日間に渡る治療が行われ、最初の五日間は体の治療、次の五日間は心の治療が施される。日本の映画祭でも上映された、麻薬問題を描いた映画「ナンプーは死んだ(The Story of Nampoo)」<1984年>の中でもこの寺院のことが描かれている。観光スポットではないが、来訪者はWelcomeだとのこと。