仏陀の10大弟子の一人であるアーナンダ(アナン/阿難)の遺骨を納めたと言われる仏塔、プラ・タート・アーノン(Phra That Anon/พระธาตุอานนท์)(別名プラ・タート・ヤソートーン/Phra
That Yasothon)があることで有名。ビエンチャン(現ラオス)からやって来たChettanuwinとChindachanuの兄弟が、30年間の出家期間中にDewadahaへ巡礼にやって来た。その際、遺骨が納められた仏塔が修理中で、遺灰と遺骨の一部を頼み譲り受けた。それをビエンチャンに持ち帰り仏塔に収めようとしたが、伝統にそぐわないということで拒否されてしまう。そのため、三年間それをカンボジア人と共に持ち歩き、695年にこの仏塔を建立した。
寺院内に祀られているプラ・ブッダ・ブッサラヤート仏は、通称プラ・ケオヤッナムとして親しまれている。この仏像はラマ3世王より初代県知事に贈られたもので、チェンセーン様式の瞑想する姿の座像。膝幅が1.9mある。池の中にある経堂(ホー・トライ)は、1840年代のものだという。