ジェットアジア エアウェイズ
< JetAsia Airways >
เจ็ทเอเชีย แอร์เวย์



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【 チャーター・フライト中心の航空会社 】
 2009年にタイで設立された航空会社で、アセアン諸国を主要就航先としてチャーター便を中心に運航してい.る。日本の旅行会社H.I.S.が、2011年にビジネス・エアーに代わって使い始めて注目された。東京→バンコクは2012年2月10日~5月2日、バンコク→東京は2012年2月14日~5月8日の間就航した。また、2012年7月13日~9月30日の間にも定期チャーターで東京=バンコク間に就航した。2014年10月3日(2日という報道もあるが、HP上では2日のフライトはないことになっている)から、東京(成田)=バンコク(スワンナプーム)間に定期便を就航させた。
 機内食とソフト・ドリンク、アルコール類は無料。エコノミー・クラスの無料受託手荷物は1個(23kg)で、追加料金を払えば2個まで可能。2012年日本就航時の機材はB767(B767-200とB767-200ER)、それぞれ207、235人乗り)で、シート配列はエコノミークラスが2-3-2、 ビジネスクラスが2-2-2。2014年6月現在の所有機材は五機。B767-200が三機とB767-200ERとB767-300ERがそれぞれ一機。機齢は23~32年。2015年7月頃以来、運航休止中?

※2015年に起こったタイの航空会社に関するICAO(国際民間航空機関)問題の関係なのであろうか?それ以来、会社は存続しているが、日本への定期便は飛んでいないようだ。ホームページから定期便の予約をすることもできなくなっている。(2016年4月現在)
[航空会社のホームページより](2015年3月現在)
・定期便が出発の3日以上前にキャンセルされた場合、乗客には通知が行われ、全額払い戻し又は無料で別の航空会社の再予約が行われる。
・出発の1日以内にキャンセルされ乗客が既に空港に到着している場合、無料で別の航空会社での旅行を手配する。また、食事及び飲み物を適切に手配する。必要な際には、電話、ファックス、メール(いすれも無料)を提供する。
・フライトが2時間以上、6時間を超えない範囲で遅延した場合、食事及び飲み物を無料で提供する。必要な際には、電話、ファックス(いずれも無料)により乗客のコミュニケーションを支援する。
・フライトが6時間以上遅延し宿泊が必要となる場合には、ホテル及び空港-ホテル間の移動を無料で提供する。
・遅延が24時間以上になる場合には、別の航空会社への再予約を無料で行う。
・ジェッダから、又はジェッダへ旅行する乗客は、7キロのザムザムの水を含む30キロの荷物預け入れが可能。

【 東京=バンコク間に定期便就航 <2014年10月3日> 】
 就航時の所有機材は、B767-200、B767-200ER、B767-300ERで合計6機。往復の料金は、搭乗日にかかわらず全て込みで17,699バーツ(約59,840円)均一らしい。この金額だと、タイ・エアアジアより2万円ほど高くなる(荷物代、食事代等別)。あと5千円~1万円も出せば、タイ国際航空や全日空がセールをやっていればそれに乗ることができる金額だ。価格設定としては、中途半端な感じを受ける。あまり知られていないが、これまでにも定期チャーターとしてかなりの便数を運航していた。しかし、タイ人のツアー用に使われていたらしく、日本側ではほとんど航空券の販売情報が出てこなかった。
 運航は、月・木・金・日曜日の週4便。フライト・スケジュールは、JF 989便 NRT(成田)/14:00発 BKK(スワンナプーム)/18:55着、JF 988便 BKK(スワンナプーム)/01:05発 NRT(成田)/09:30着。

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【 データー 】
[ 2 レター・コード ] JF
[ 3 レター・コード ] JAA
[ URL ] http://www.flyjetasia.com



機 材 <(C) JetAsia Airways>

機材/ボーイングB767 <Boeing B767>

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機内/B767 <(C) JetAsia Airways>

機内/B767

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↑ 機内食(チキン・ヌードル) ↑ 無料のスナックとソフト・ドリンク
機内食等

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日本新規就航時のポスター

成田空港チェックイン・カウンター

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【ホテル予約サイト】



【Jet Asia Airways Welcome】



【「アジア アトランティック エアラインズ」の代役「ジェットアジア エアウェイズ」搭乗記】
(F.N./2013年7月)
 H.I.S.が設立した航空会社「アジア アトランティック エアラインズ」の新規就航便に乗ろうとしたら就航が遅れ、「ジェットアジア エアウェイズ」に振り替えとなってしまいました。今回は、その搭乗記をおおくりします。
 私は「ジェットアジア エアウェイズ」に振り替えとなったのですが、日本航空や全日空の便に振り替えられた人もいるようです。アジア アトランティック エアラインズもジェットアジア エアウェイズも座席数に違いがある可能性はありますが、使用機材はB767なのでこれはどうしてなのでしょう? ジェットアジア エアウェイズが飛べない日があったのでしょうか?当たり前ですが、どうせ振り替えられるのでしたら日本航空や全日空の方がいいですよね。でも、ジェットアジア エアウェイズに乗ったことはないですし、もしかすると、今後この航空会社が日本へ飛んでくることはないかもしれないので、まあいいかな。
 さて、ジェットアジア エアウェイズですが、この航空会社をLCCという人は多いのですが、基本的にはLCCをモデルにしているかもしれませんがチャーター便の航空会社なのでLCCではありません。とはいえ、LCC並に荷物規制は厳しいだろうと思い、その覚悟はして行きました。無料の預け荷物は1個のみらしいので1個だけにしました。重量の23kgまでというのは全く問題なしです。ちなみに12kg程度でしたが。機内持ち込み荷物も1個までということでしたので(通常の航空会社は、1個までという規定があっても常識的な範囲なら何個でもOKです)、1個だけにしました。念のため持ち込み荷物の寸法もちゃんと測り、規定内のサイズであることを確認しています。
 当日、チェックイン・カウンターへ行くと、「パスポートと行程表をお願いします」と言われました。行程表?私はツアー客ではないので行程表など持っていません。「Eチケットなどではなく、パスポートでチェックインができると連絡をもらいましたが」と言うと、「帰国便の確認のために行程表を見せていただいているのです。お持ちでないのですか?」との返事。だから、私はツアー客ではない。帰りのフライトのEチケットでもいいのかとたずねると、それでいいというのでこの件はOKとなりました。たしかに、タイのノー・ビザ入国の条件に「予約済みの復路の航空券を所持していること」というものがあるので、たまに復路の航空券の提示を求められることはありますが、今回はどうもそのためではないようなのです。ちょっと不可解な言動ですね。
 行程表の件は大したことではかったのですが、大きな問題は次に起こりました。すでに座席を指定されたボーディング・パスを受け取り、荷物を預けるために隣りのカウンターへと移動しました。そこで、私の機内持ち込み荷物を見て、「7kg以内ですか?」とたずねるのです。私にとっては予想外の質問でした。(たとえ7kgを超えていても、この先重量を検査されることはたぶんないであろうとは思いましたが)素直に分らなかったので測ったら11kgありました。荷物はキャリー・バッグなのですが、中身はそれほど入っていなかったもののバッグ自体が重いものでした。で、11kgでは持ち込み不可だというのです。さて、困りました。この中に入っているのは、主にコンピューターと撮影機材(カメラ等)なのです。通常、それらのものを預け荷物の中に入れることは考えられません。しかも、中身をすべて出してキャリー・バッグを持ってみるとかなり重いのです。もしかすると、中身をすべて出してもギリギリか?という感じでした。でもこのままだと飛行機に乗れないので、1台のカメラだけを残し、泣く泣く小型コンピューターと他の撮影機材を預け荷物の中へ入れました。
 そして、さきほど応対したカウンターにはお客がいたので、違うカウンターへ回ったのです。すると、持ち込み荷物の再計量をしないどころか7kg以内に収まっているかの確認もしません。「やられた~」という感じです。おそらく、(言葉は少々悪いかもしれませんが)さっきのカウンターでは、たまたま私の荷物を計量したのです。正直、これには不満が残ります。たしかに、規定には7kg以内と書かれているので、航空会社側からすればそれを守らない私が悪いということになるでしょう。ですが、機内持ち込みの既定サイズ内の荷物の計量を厳格にするなんて聞いたことありません。もちろん、搭乗前に持ち込み荷物の重量チェックなどありませんでした。幸いなことに、コンピューターも撮影機材も壊れてはいませんでしたが、冷や冷やものでしたね。
 さて、いよいよジェットアジア エアウェイズに搭乗です。搭乗はコンコースからではなく、バスで移動しタラップによるものです。これくらいは全然問題なしです。会社設立時に機齢20年以上の古い機材を使用していますので、機内がくたびれているのも仕方ありません。座ってみると、「(前後が)非常に狭い」です。今まで乗ったことのある飛行機の中で一番狭いです。LCCでもこんな狭い機材ってあったでしょうか?幅は少し狭い気もしますが、気になりません。ですが、前後の距離は、テーブルをぎりぎり下ろせる程度です。体格のいい方なら、絶対に完全に下ろしきることはできません。この座席に6時間座るのは厳しいですねえ。
 ただ、座席の配列はエコノミー・クラスが2-3-2です。原則的に(同時に予約した)一緒に搭乗する人は並び席にしているようですので、個人(一人)客の場合通路側になる可能性が非常に高くなります。単純に計算しても4/7です。これはうれしいです。
 機内スタッフなのですが、応対は雑でしたね。料金さえ安ければ、これも問題ありません。しかし、上方にある荷物棚が完全に閉まっていない状態で離陸してしまいました。あれっていいのでしょうか?ああいうのを見ると、安全面が不安になってしまいます。機内サービスと機材の保守は違うのかもしれませんが。
 機内サービスは、ソフト・ドリンクは無料、アルコール類は有料です。機内食が一回出ます。今回はチキン・ヌードルとビーフの二種類です。私はチキンを選択しました。インターネットを見ると多くの方が「機内食が非常に不味い」と書かれていますが、本当に不味いです。とても全部を食べる気にはなりません。大きな鶏肉の塊が一個入っていますが、ボソボソです。あれでは鶏がかわいそうです。いんげんとにんじんは、ふにゃふにゃで柔らかすぎ。そして、麺は伸び切っている感じです。これは、いくらなんでももう少しどうにかしないといけません。これなら、サンドイッチの方がはるかにいいです。
 やがて、飛行機は無事にバンコクに着陸(よかった~)。もちろん、タラップで降ります。その後、バスで移動しターミナルビルの中へ入ると、地上職員が誰彼かまわず「パスポートを渡してください」と言っているのです。これ、実は専用レーンで入国する人たちのためのものなのですが、全員に言っているのです。これでは、間違いが起こりますよね。何か工夫をしないといけませんね。
 最後に、個人的結論とこの航空会社の特徴をまとめました。所有機材は二機あり(インターネット上の書き込みでJALの古い機材を使用しているというものがありますが、今回は中国語表記があるので、おそらく中国の航空会社のお古です)微妙に型も違うようですが、その点は考慮しておりませんので。通常、H.I.S.では東京=バンコクの往復を5万円台(諸費用込み)で販売しているようですが、私なら乗りません。あと1万円出してもいいので、もっとサービスのいい安心度が高い他の航空会社を選びます。3万円台なら、乗ることもあると思います。これが結論ですね。

[特徴]
・(前後の)席間距離が非常に狭い。
・機内食が非常に不味い。
・機内スタッフの応対が雑。
・機内持ち込み荷物の重量検査をすることがある。
・無料の預け荷物は23kgまでだが一個のみ。
・機内持ち込み荷物も一個のみ。
・機内エンターテイメントなし。

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