インドネシア最大のLCC(格安航空会社)である、ライオン・エアのタイ法人。2013年12月4日から、国内線のバンコク(ドーンムアン)=チェンマイ線に就航した。また、同18日からは、国際線のドーンムアン=クアラルムプール(マレーシア)=ジャカルタ(インドネシア)線にも就航している。日本へは、2018年12月7日より東京(成田)=バンコク(ドーンムアン)線に就航。2019年2月15日(タイ時間)からは福岡=バンコク(ドーンムアン)線に、同年3月8日からは名古屋(セントレア)=バンコク(ドーンムアン)線に、同年3月28日からは大阪(関西)=バンコク(ドーンムアン)線に就航した。
タイ就航時、一部ではインドネシアのライオン・エアには大きな事故が多かったことから安全面で心配されたが、タイ・ライオン・エア自体は大きな事故を起こしたことはない(2019年1月現在)。また、当初は料金には諸費用だけではなく受託手荷物料金も含まれていたが、2019年1月15日発券分より別途受託手荷物料金を課すようになった。他のLCCと比べても安いことが多く、タイでは大変に人気がある。そのせいか、バンコクのドーンムアン空港の国内線のチェック・イン手続きに時間がかかることは有名で、航空会社自身もかなり早めに空港に来るように呼びかけている。CAPAとOAGの発表によると、チェンマイ空港における2014年9月22~28日の調査では、全国内線乗客の16.5%がタイ・ライオン・エアであった。機材は、エアバスA330-300、ボーイングB737
MAX 9(2019年6月現在、使用休止中)、B737-900ER、B737-800を使用している(2019年6月現在)。
また、インターネットを利用して同航空のホームページ又はアプリから航空券を予約する場合、日本発行のクレジット・カードが使えないという事象が多々あるようだ(2019年6月現在)。