オリエント・タイ航空
< Orient Thai Airlines > |
สายการบินโอเรียนท์ ไทย |
[ メニュー ] |
 |
◆格安ドメインなら◆
<AD>
|
|
【 中古機材で運航するLCC 】 |
タイのLCC(格安航空会社)。タイのLCC創成期には、タイ・エアアジア、ノックエアーと共に三大LCCの一角を構成していた。「見かけが一番安い」のがタイ・エアアジア、「サービスがいい」のがノックエアー、そして「実質一番安い」のがオリエント・タイ航空だといわれていた。一部国際線も就航しているが、基本的には国内路線がメインの航空会社だ(2016年8月現在、国内線の定期便は飛んでいない)。一時国内線は「ワン・ツー・ゴー(One-Two-GO
Airlines)」(2レター・コードはOG)の名前で運航していたが、2010年7月に「オリエント・タイ」に統一された(2009年との資料もある)。
垂直尾翼にはタイの国旗をデザインしたものが描かれているのだが、これがイギリスの国旗であるユニオンジャックを描いた英国のブリティッシュ・エアウェイズのものにそっくりである。ギザギザに波打っている方がオリエント・タイで、なめらかな波がブリティッシュ・エアウェイズだ。
2004年9月18日に羽田空港に向かい飛んでいた同社のチャーター便が、東京タワーに200mまで異常接近するという事件を起こしている。また、機材はすべて中古のものを使用している。B747の多くが、元日本航空所有のものだとのこと。
2018年7月に運航を停止したらしい。運航再開を目指していると言われているが・・・。 |

 |
 |
 |
 |
 |
 |
ボーイング B747-400 <Boeing B747-400> |
機体の下地には、うっすらと「Saudi Arabian」の文字が見て取れる。レジ(機体)番号は「HS-STI」。ヴァージン・アトランティック航空→オリエント・タイ航空→サウディア→オリエント・タイ航空と渡り歩いた機体。 |
【お得な航空券の予約】 <AD> |
|

 |
 |
 |
[1] |
[2] |
[3] |
オリエント・タイ航空の垂直尾翼はどれ? |
上記写真の中で、どのデザインの尾翼がオリエント・タイ航空のものだか分りますか?答えは1と3です。2は、ブリティッシュ航空のものなのです。見極めるポイントは、ラインが滑らかなのがブリティッシュ航空です。 |

 |
ロ ゴ |
 |
 |
ボーイングB747-300 <Boeing B747-300> |
レジ(機体)番号は「HS-UTK」。オリエント・タイ航空→ガルーダ・インドネシア航空→オリエント・タイ航空→ピーマン・バングラデシュ航空→オリエント・タイ航空と渡り歩いた機体。 |
 |
マクドネル・ダグラス MD-82 <McDonnell Douglas MD-82> |
レジ(機体)番号は「HS-OMD」。元コンチネンタル航空の機体。2012年11月に登録抹消。 |

COLUMN 【経営が危ないかも】 <2016年8月> |
タイでのLCC(格安航空会社)の創成期、「タイ・エアアジア」「ノックエアー」と並んでタイLCCの御三家を形成していたオリエント・タイ航空の経営が、危ないかもしれません。同航空は年々路線の規模を縮小し、現在では国内路線の定期便は飛ばしていないようです。また、現在、3月以来のバンコク=香港線休止にともなう1万人以上の払い戻しに応じていないとのことです。どうも、経営が危ないのかもしれません。
同航空は、この路線をB747型機一機で運航していました。しかし、その機材が故障し、同路線を運航することができなくなったということです。日本人がこの航空会社を使うことはほとんどないでしょうが、気を付けた方がいいでしょう。現在、バンコク=中国路線は運航を続けています。 |

【タイの首都バンコクのど真ん中に【飛行機の墓場】があった! (オリエント・タイ航空)】 |
|
※取材協力: Orient Thai Airlines
※各写真・映像・文章等の著作権は(有)アジアネットワークが管理しております。無断で使用することはできません。
|
 |
< (C) Copyright managed by Asia Network Co., Ltd. / All rights
reserved. > |
|
|
|