タイのLCC(格安航空会社)ノックエアーとシンガポールのシンガポール航空傘下であるLCCスクート・タイガーエア(元スクート航空/Scoot
Airlines)が、共同で設立したタイの中距離LCC。設立は2014年。株式は、ノックエアーが51%、スクートが49%保有している(会社設立当時)。バンコクの使用空港は、ドーンムアン国際空港(2014年9月現在)。初号機材は中古のボーイングB777-200型機。
2015年3~4月に、バンコク(ドーンムアン)=東京(成田)線にチャーター便を飛ばした。2015年5月、バンコク=ソウル(仁川/韓国)、バンコク=南寧(中国)線に定期便が就航。2018年6月1日より、バンコク(ドーンムアン)=東京(成田)線に就航した。日本へは、東京(成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)に就航している(2020年2月現在)。
2020年6月、廃業(会社の清算)が発表された。創業以来経営が芳しくなかった上に、新型コロナウイルスの影響でしばらく状況が好転しないとの予想から決定したとのこと。その時点での就航路線は、日本は東京(成田)・大阪(関西)・札幌(新千歳)、中国は天津・瀋陽・青島・南京、台湾の台北(桃園)、インドのデリーだった。 |