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【 3基の巨大な仏塔が並ぶ寺院 】 |
アユタヤ時代、王宮内にあった王室の守護寺院。王宮跡のすぐ南側に隣接している。大きなチェディーが3基並んでいるのが特徴。名称の「シー」は吉祥を、「サンペート」は仏陀を指している。かつて仏塔の西側には本堂があり、東西南北に向いた各部屋には座像、立像、寝釈迦仏、遊行仏が安置されていたという。今遺跡がある場所にはウートン王の時代には住居として使われていた宮殿があったが、ボロマトロイロカナート王が他の場所に住居を造りここに寺院を建立したたため、その後は僧侶が住む王室寺院となった。
1976年のビルマ軍の侵攻で宝物はすべて奪われ、プラ・シー・サンペート仏を覆っていた金まで火で溶かして持ち去られてしまった。そのため、仏像は芯として使っていた青銅の部分のみが残された。ラマ1世がバンコクに遷都した時その芯を招来してワット・ポーに仏塔を建立し、プラ・シー・サンペート・ダーヤーンと命名した。
現在、王宮跡へはこのワット・プラ・シー・サンペットを通り抜けて入る。入場料は、寺院と王宮跡で共通。 |
[ 創 建 ] |
1448年 |
【 データー 】 |
[ 所在地 ] |
(ムアン・)プラナコーン・シー・アユタヤー郡、シーサンペート通り |
Si Sanphet Rd., A. Muang |
ถ.ศรีสรรเพชญ์, อ.เมือง |
[ オープン ] |
●8:00~18:00 |
[ 入場料 ] |
50B |
[ 交 通 ] |
チャオプロム市場からトゥクトゥクで約10分。 |
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主 塔 < Three Main Chedis / พระเจดีย์3องค์ > |
巨大なセイロン様式の仏塔が3基並んでいる。これらの仏塔は、ボロマトロイロカナート王、ボロマラーチャーディラート3世、ラーマティボディー2世の遺骨を納めるために建てられた。塔の中ほどまで上ることができる。 |

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プラ・シー・サンペート本堂 < Phra Si Sanpet Vihan / วิหารหลวง > |
主塔の東隣りに位置する。ここには193kgの純金で覆われた高さ16mの立像プラ・シー・サンペート仏が安置されていたが、1767年にビルマに侵略された際に金は持ち去られてしまった。その跡に残された仏像の青銅部分は、ラマ1世がバンコクのワット・ポーに仏塔を建立する際に招来された。現在では、ほとんど崩れ去ってしまっている。 |
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ウィハーン・プラ・トリナークナート
< Wihan Phra Trilokkanat > |
プラ・ボロマ・トリナークナートが安置されていたが、バンコクのワット・チェートゥポンに移された。 |

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寺院内 < Inside the Temple / ในวัด > |

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主 塔 (夜景) < Three Main Chedis / พระเจดีย์3องค์ > |
夜間は中には入れないで、この写真のように仏塔の全景を見ることはできない。 |
【 配置図/ワット・プラ・シー・サンペットと王宮 】 |
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