2010年5月29日に運行を開始した、専用レーンを使用した渋滞知らず?の高速バス・システム。BTS(スカイ・トレイン)と同じくBangkok
Mass Transit System Public Company Limitedが運営している。BTSチョンノンシー駅に近いサートーン停留所から、チャオプラャー川を越えたトンブリー地区のBTSタラート・プルー駅に近いラーチャプルック停留所まで運行されている。
全線15.9km、12駅がある。基本的には一般道の一部分を専用レーンとして使用しているが、一部区間では一般車両と同じ場所を走る。そのため、完全に渋滞知らずということはできないのが欠点の一つ。路線は一路線のみ。平日のラッシュアワー時には5分間隔、それ以外の平日には10分間隔の運転なので、運行本数は多い。
このシステムは利用者が少ないことと大きな赤字が問題視されていたが、2017年4月末に廃止されることが発表された(2017年2月)。利用客は、一日に付き25,000人だったとのこと。一時期、利用客増を狙って、運賃を5B均一にしていたこともある。路線の周囲に観光ポイントがないことから、外国人観光客が利用する機会は少なかった。