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【 悲劇の王妃 】 |
シースリヨータイ王妃(Somdet Phra Sisuriyothai/สมเด็จพระศรีสุริโยทัย)。一般に、「スリヨータイ王妃」といわれている。第17代の王チャクラパット(マハーチャクラパット/在位1548~69年)の王妃。王との間には、王子と王女の四人をもうけた。チャクラパット王が率いるシャム軍は、領土に侵入してきたバインナウン王のビルマ軍とスパンブリーで対決した。しかし、勢いに押されアユタヤーへと退く。そしてルムプリー平野で戦火を交えた際、シースリヨータイは男装をして二人の王子と共に象にまたがり出陣した。チャクラパット王が敵にやられそうになり、王妃は王を助けるために敵兵との間に割って入っるがやられてしまい、象の上で命を落としてしまう(ビルマのプレー国の王の鎌によって斬られた)。
タイでは悲劇の英雄としてとても有名(日本の細川ガラシャのように)だが、実は実在の人物かどうかは定かでない。その理由として、1.当時、女性が戦闘に参加することはなかった。
2.当時、女性が象に乗ることはなかった。 3.彼女の存在を証明するシースリヨータイ王妃の時代の資料はなく、彼女の名前が出てくるのはずっと後世になってからである。 などが挙げられる。彼女が戦闘で王を助けたというエピソードだけでなく、シースリヨータイという名の王妃がいたかどうかも定かではない。しかし、タイではとても人気のある悲劇の王妃だ。 |

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スリヨータイ・チェディー(アユタヤー/プラナコーン・シー・アユタヤー県) |
「アユタヤー年代記」によると、このチェディーはスリヨータイ王妃の遺骨を納めるために建立されたとのことだが定かではない。 |


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タイ映画「レジェンド・オブ・スリヨータイ(The Legend of Suriyothai)」<2001年>のポスター |
この作品は公開当時大ヒットし、タイ映画としての史上最高の興行記録を樹立した。 |

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