クウェー・ノーイ川沿いにある連合軍墓地。元捕虜たちにより造られた。ここには、第二次世界大戦中の日本軍による泰緬鉄道建設の際に亡くなった約1750人の連合軍兵士が眠っている。墓地内は整備され、緑色の芝生がとても美しい。この美しさと、ここが戦争による犠牲者の墓地であるということがあまりにも対照的な場所だ。地名的には「Chong
Kai」だが、現地での英語表記は「Chungkai」 War Cemeteryとなっている。タイ国鉄のカーンチャナブリー駅近くには、もう一つの戦争墓地「連合軍共同墓地(The
Kancbanaburi Allied War Cemetery)」もある。
町の中心部から離れているため、この地を訪れる人は少ない。ボートをチャーターし、ワット・タム・カオ・プーン(カオ・プーン洞窟)などと組み合わせて行くことも可能だ。