【スクート搭乗記】
(東京→台北→シンガポール→バンコク→東京)
by F.N. <2017年8月>
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COLUMN 【やはり、私はスクートが好きではない/スクート搭乗記(東京→台北→シンガポール→バンコク→東京)<1>】
by F.N. <2017年8月>
 8月に、スクートで東京=バンコクの往復をして来ました。スクートに乗るのは、一年振りです。タイガーエアと合併してからは初めてのこととなります。私はスクートが好きではないので通常は使わないのですが、今回は直前予約に近い状態で安い航空券がスクートしかなかったのです。往復(航空券のみ/受託手荷物無し)で26,740円です。これに、台北→シンガポール間に食事を付けて+1,280円。そして、シンガポールのラウンジを付けて+3,120円です。
 今回、受託手荷物無しにしたのは、とにかく安く行きたかったからです。過去の経験により、スクートの機内食が食べられるかどうかが分かりません。とはいえ、乗り換え地の台北では乗り継ぎ時間が1時間ですので、食べる時間はありません。ですので、仕方なく台北→シンガポール間で機内食を付けました。実は、これ失敗で、シンガポールでラウンジへ行くことができるのなら成田→台北間で付けておいた方がよかったです。
 そして、シンガポールのラウンジを付けたのは、この機内食が食べられなかった時の対策でした。少し、スクートのシンガポールのラウンジ(スクート専用ではありません)がどういうものだか見ておきたい、ということもありました。ただ、シンガポールでの乗り継ぎ時間も1時間50分しかありませんので、下手をするとラウンジへは行けなくなってしまうような感じでした。

 まず、最初に問題が発生したのは、シンガポールのラウンジの問題です。スクートの日本語版ホームページによると、「ご出発の3時間前までラウンジを使用できます。」とあります。3時間「前まで」で、3時間「前から」ではないのです。これって、おかしいですよね。私はすでにラウンジを申し込んでしまいましたが、シンガポールでの乗り継ぎ時間は1時間50分ですので「出発の3時間前」には着いていません。ですので、ラウンジは利用できないことになってしまいます。この件に関して、スクートにメールで問い合わせをしたのですが、返事は来ませんでした。
 スクートのホームページ内の「お客様へのお約束」のページには、「お客様からのフィードバックには常に迅速な対応を心掛け、フィードバックの受領から30日以内に確認し、60日以内にきちんとした返答を行うように最善を尽くします。」とあります。そうか、まだ私が質問してから60日経っていないので、それで返事が来ないのですね!!なるほど。これでは、「迅速な対応を心掛けている」ことにはなりませんよね。まあ、実際には、「出発の3時間前以降」でも入れましたがね。

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COLUMN
【乗客が二人、50分間行方不明/スクート搭乗記(東京→台北→シンガポール→バンコク→東京)<2>】
by F.N. <2017年8月>
 次の問題点は、シンガポール空港でのこと。乗客は全員搭乗した?のですが、出発予定時刻になっても飛行機は動き出しません。数分後に、機長からアナウンスがありました。そして、その後に日本人CAからのアナウンスもあったのです。それによると、「都合により降機されたお客様の荷物を探していますので、出発が少し遅れます」とのこと。これは何らかの事情で急に乗ることができなかったお客がいて、その人の荷物を降ろさなければならないので探しているのだと解釈したのです。本人が乗っていない乗客の受託手荷物は、安全上の問題で運ぶことができないのです。まあ、仕方ないですね。その後も何回かアナウンスがあったのですが、ほとんど同じ内容でした。
 そして、ついに出発予定時刻を45分過ぎてしまいました。私は英語が苦手ですので、それまでは日本語のアナウンスを聞いていました。ですが、あまりにも遅いので今度は機長のアナウンスを聞いたのです。すると、機長のうれしそうな声で「ついに、乗客の一人を見つけました…」とのこと。「乗客の一人を見つけた」? どういうことなのだ? 想像するに、こういうことだったらしいのです。チェック・インした乗客の内、二人が出発予定時刻になってもボーディング・ゲートに現れなかったため、探していたらしいのです。この乗客を乗せずに出発するには、この人たちの荷物を降ろさなければなりません。それを日本語のアナウンスでは、「都合により降機されたお客様の荷物を探しています」と表現していたのです。これっておかしくないですか? たぶん、スクートは荷物を降ろそうとしたのではなく、行方不明の乗客を探していたのだと思います。日本人のCAさん、要約してアナウンスするのはいいですが、要点を取り違えていませんかね。
 出発時間を50分過ぎて、二人の乗客が現れました。若い女性二人です。東南アジア系の顔立ちで、日本人ではないですね。それにしても、スクートは50分間も待ってくれるのですね。驚きました。
 そしてもうひとつ。この時、私の隣の席は若い日本人女性でした。この人が問題で、私との間のひじ掛けを完全占領しているのです。それはまだいいとして、手も足も私の方へ越境してぶつかるのです。スマホでゲームをやっているのですが、度々ぶつかられては寝ることができません。これは、別にスクートの責任ではありませんが。そして、この人は英語が解釈できないのだと思いますが、機長が遅延に関してアナウンスしている時に大声で隣人と喋りまくるのでよく聞こえないのです。こういう人の隣には、絶対に座りたくないです。

 さて、次は、復路のバンコクから東京への夜行便のことです。チェック・インすると、座席番号が8Fだったのです。もしかして、これってサイレントゾーンの席では? 最初は、ラッキーかもしれないと思いました。実際乗ってみると、やはりサイレントゾーンでした。おそらく、満席だったのでこの席をあてがわれたのでしょう。しかしです。この席、通路側のトイレのほぼ真横なのです。このトイレは、サイレントゾーン専用のトイレではありません。通常のエコノミー・クラスの人たちも利用します。しかも、この位置のトイレは両側にあるのではなく片側にしかありません(搭乗口がある関係です)。そのため、かなりの頻度で使用されるので、一晩中うるさくてたまりませんでした。こんな席が、割増料金を払って座る席だとは信じられません。私だったら、割増料金を払ってもいいから場所を変えてくれと言いたいです。この席は、片道2,480円をプラスして払うと座れる席なのです。この飛行機の中で最悪の席は、私より一つ前の7Fの席(トイレの真横ですので)、その次が私の席ですね。しかし、よくもこの席にしてくれたものですね。いくら満席とはいえ、私は出発の3時間以上前にチェック・イン・カウンターに並んでいたのです。最後のギリギリに来たとするならば、残り物でも文句は言いませんけど。
 というわけで、やはり、私のスクートに対する評価はかなり低いものです。それに、相性自体もよくないと思います。今後もスクートは料金さえ安ければ乗りますが、できれば乗りたくない航空会社です。

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【Scoot(スクート)/東京→台北→シンガポール→バンコク→東京、搭乗記】
by F.N. <2017年8月>

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