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【 少々割高感のある寝台列車 】 |
一部の長距離列車には、寝台車両が接続されている。寝台車の種類は「1等寝台」と「2等寝台」に分けられ、2等寝台はエアコン付きとエアコンのないファン付きの車両とがある(1等寝台は全車エアコン付き)。
また、1等寝台は、全てコンパートメント(個室)になっている。一部の列車で使用されている元ブルートレインであった日本製の車両のみ一人用の個室だが、多くの列車では上下二段に分かれた二人用の部屋となっている。この部屋を一人で利用する場合、他の乗客と相部屋になる可能性がある(同室となる人の性別は考慮してくれるようだ。割増料金を払えば、一人利用も可能)。2等寝台も、上下二段に分かれている。1等寝台も2等寝台も下段の方が料金が高い。
2等寝台用の車両は数種類あり、形状は様々。内部構造に関しては、大きく分けて二種類のものがある。多くの車両は寝台が車両の左右両側に縦に連なっており、その中央部が通路となっている。一部のものは寝台が列車の壁面とは直角の向きで片側だけに並んでおり、寝台の反対側は通路になっている。
ノン・エアコン車両の場合、窓を開けることが多く、かなり大きな走行音が聞こえてくる。うるさいのが苦手な人は、避けた方がいいであろう。上段と下段、どちらがいいとは一概には言うことができない。一般的に、下段の方が空間が広く圧迫感がない。上段からは車窓からの風景を見ることができないが、下段からは可能だ。また、当たり前のことだが、上段へははしごを上らなくてはならない。お年寄りには向かないであろう。そして、上段乗客用の荷物置き場も上にあるので、荷物を上げるのがやや大変だ。ただ、上段の方がプライバシーを保てるような気がする。そして、下段だと、上段の人がはしごを上り下りするのが気になるといえば気になってしまう。2等寝台車には、女性と子供専用車もある。
LCC(格安航空会社)の台頭で、寝台車の料金はかなり割高感を感じるようになってきた。特に一等寝台は、飛行機の料金よりも高いことが少なくない。VIPバスも快適な車両が多くなってきたので、寝台車の魅力は少なくなってしまった。とはいえ、寝台車のチケットはどの方面も(特に北部方面)当日では買えない傾向にあり、特に1等寝台はかなり早目の予約が必要になっている。 |
[参考ページ] |
元ブルートレイン、他・日本製寝台車 |
1等寝台車
<1st Class Sleeper Train> |
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↑通路 |
↑シャワー&トイレ |
・・・ |
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・・・ |
↑トイレ |
車両内部 |

エアコン付き2等寝台車
<2nd Class Sleeper Train with Air Conditioning> |
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日本製2等寝台車 |
一部の列車には日本製の車両が連結されており、元ブルートレインとして日本で走っていた車両もある。 |

ノン・エアコン2等寝台車
<2nd Class Sleeper Train without Air Conditioning> |

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↑車体のマーク |
↑サボ |
↑乗り場の看板 |
女性と子供専用車のマーク |
【 タイ国鉄を揺るがせた大きな事件 】 |
2014年7月に、タイ国鉄を揺るがせるとても大きな事件があった。スラータニーからバンコクへ向かう寝台列車の車内で、殺人事件が起きたのだ。13歳の少女がレイプをされた上に、走行中の車外から放り出されたという痛ましいものだ。事件内容もかなり凄まじいものであったが、その犯人が列車内で働いていた従業員であったことから社会的にも大問題となった。
この事件が契機になり?タイの列車に女性専用車が誕生している。また、列車内での飲酒も禁止されたりと、いろいろな犯罪防止の努力がなされている。 |

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↑シーツ倉庫 |
↑寝台車両へのシーツの積み込み |
バンコク(フアラムポーン)駅 |
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バンコク(フアラムポーン)駅のファースト・クラス・ラウンジ
<Access Lounge for First Class> |
1等寝台車利用者が利用できる、駅構内にあるラウンジ。中は、小さな駅の待合室といった感じ。インスタントのコーヒー等が自由に飲めるようになっている。また、ボトル入りのミネラル・ウォーターのサービスもある。 |

【1等寝台車・連結列車「特急 1列車」】 |
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【สกู๊ปพิเศษ พานั่งรถไฟด่วนพิเศษขบวนใหม่ ของ รถไฟไทย รฟท. หรูหราอะไรขนาดนั้น】
by Thaiware.com
※中国製寝台車両の紹介 |
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