クウェー川鉄橋
< The Bridge Over River Kwai >
สะพานข้ามแม่น้ำแคว



[ メニュー ]

[ 地 図 ]

◆ 安宿予約 ◆


【 戦場にかける橋 】
 「戦場にかける橋」として有名な橋。第二次世界大戦中、日本軍が敷設した泰緬鉄道が通るクウェー・ヤイ川に架けられたもの。この橋が舞台の映画「戦場にかける橋」(The Bridge on The River Kwai)<イギリス、アメリカ/1957年>により世界的に有名になった。戦後、修復されたが、アーチ部分はオリジナルで当時の面影を残している。対岸まで、徒歩で渡ることができ、途中には列車通過時に待避できる場所もある。
[ 創 建 ] ・・・

A
D

【 データー 】
[ 所在地 ] (ムアン・)カーンチャナブリー郡 Ban Tai Kanchanaburi, Muang Kanchanaburi District อำเภอเมืองกาญจนบุรี
[ オープン ] 24時間
[ 休 日 ] な し
[ 入場料 ] 無 料
[ TEL. ] ・・・
[ URL ] ・・・
[ 参考ページ ] 泰緬鉄道/泰緬連接鉄道(タイ国鉄ナムトック線)
トモー・イープン
[ 交 通 ]
(行き方)
 カーンチャナブリー・バス・ターミナルから、ソーンテーオやトゥクトゥクを利用。又は、本数が少ないが、鉄道でクウェー川橋駅下車ですぐ。



鉄 橋

・・・ ↑ クウェー・ヤイ川 ・・・
鉄 橋

【 カーンチャナブリーのホテル予約 】 by Agoda <AD>



COLUMN 【「戦場にかける橋」での列車の写真撮影】 by F.N.
 「戦場にかける橋」として有名な「クウェー川鉄橋」で、列車が橋を渡るシーンを撮影したいと思いませんか? 意外に、列車を撮影しようとする人は少ないようです。まあ、列車の運行は平日ですと一日三往復しかありませんし、週末でも一往復の特別列車が増えるだけです(その他、不定期でイースタン& オリエンタル・エクスプレスの運行がある場合があります)。しかも、そのうちの一往復は朝で、もう一往復は夕方です。つまり、平日の昼間にはたった一往復しかありません。たしかに、撮影のチャンスは少ないですよね。ですが、行くのでしたら、ぜひ橋を走行する列車を撮影していただきたいと思います。
 それでは、走行する列車を撮影するのにはどうしたらいいのでしょうか? まずは、時刻表で列車が来る時間を確認しましょう。えっ? タイの鉄道は時刻表通りにはやって来ないので確認しても無駄ですって? それは、旅行ガイドブック等の影響で、少々間違ったイメージを持っていますよ。結論を言うと、ナムトック線に限って言えば、ほぼ時刻通りにやって来ます。バンコクのトンブリー駅発の列車の場合、途中、南本線と同じレールを走る区間がありますので、南本線の遅れの影響はどうしても受けてしまいます。ですが、ナムトック線の場合、ほぼ時刻表通りにやって来ることが多いのです。確かなデーターがあるわけではありませんが、週末よりも平日の方が時刻表通りにやって来る(といっても、数分程度は遅れると思いますが)確率は高いと思います。確かに、運が悪いと一時間以上遅れて来るということもありますが。経験から言わせてもらえば、90%程の確率で定刻~10分以内の遅れでやって来ると思います。
 また、駅から離れて列車を待っていると、列車がいつ来るのか分からなくてイライラしそうですよね。ですが、ナムトック行き列車は駅に近づくと、カーンチャナブリー方面行き列車は橋に近づくと警笛を鳴らしますので、知らないうちに列車が通過してしまうということはありませんのでご心配なく。
 細かい話となりますが、週末の特別列車はディーゼル客車のみの編成ですので、進行方向から狙っても逆方向から狙っても先頭車又は最後尾車の前面の撮影は可能です(正確には、最後尾車の場合は、赤丸の最後尾であるマークを付けていますが)。ですが、毎日運行の定期列車はディーゼル機関車が客車を牽引していますので、そのことを考慮して撮影方向を考えた方がいいでしょう。イースタン& オリエンタル・エクスプレスも、ディーゼル機関車が牽引しています。
 撮影ポイントとしては、カーンチャナブリー駅方面へ向かう列車なら、橋のサーパーン・クウェー・ヤイ駅側のたもと(ナムトック駅方向に向かって、線路の左側)から、そしてそこから川岸に降りたところ、川沿いにある水上レストラン「ペー・アハーン・フローティン」、アート・ギャラリー&戦争博物館の館内からなどがあります。ナムトック駅方面へ向かう列車は、サーパーン・クウェー・ヤイ駅とは川を隔てた反対側にある中国廟内の川岸から等がいいのではないでしょうか。

【映画「戦場にかける橋」のモデルになった橋はどこにある?】
 映画「戦場にかける橋」(The Bridge on the River Kwai)<1957年/イギリス、アメリカ>を実話だと思ってしまっている人も多いようだが、これは完全なフィクションだ。しかし、作品のモデルになった橋がある。
 一般的には、(ムアン・)カーンチャナブリーの町中にあるクウェー・ヤイ川に架かる「クウェー川鉄橋」(River Kwae Bridge/ The Bridge over River Kwai)だということになっている(橋が架かっている場所は、当時とは少し違うという)。日本軍が建設したのは木造のものであったが、その後、鉄橋にしたとのことだ。この鉄橋は、現在でもタイ国鉄のナムトック線が走っている。
 しかし、モデルとなった橋は別にあるという調査結果がある。それを、2006年に日本の市民団体「マレー半島ピースサイクル」が確認したとのことだ。場所は、ミャンマーとの国境に近いサンクラブリー郡、ノーン・ルー、ソーンカリア村だ。そこには、現在でも「トモー・イープン」と呼ばれるコンクリートの橋脚跡らしきものが残っている。
 もちろん、泰緬鉄道の橋は、一ヵ所だけではなく何ヵ所もある。映画の原作者であるピエール・ブールに聞いてみたいところだが、彼がどのような橋をモデルとしたかを語っている資料があるという話は聞いたことがない。

A
D
【 タイのディスカウント・ホテル予約 】 by HotelTravel .com




「泰緬鉄道」関連映画等

【 映 画 】
「クワイ河に虹をかけた男」
<2016年/日本>
 第二次世界大戦中、「戦場にかける橋」で知られるカーンチャナブリーで日本軍の通訳として従軍した永瀬 隆 氏の戦後の巡礼の旅を、監督の満田康弘が追ったドキュメンタリー作品。
[ 参 考 ]  タイ映画ライブラリー

【 映 画 】
「戦場にかける橋」
(The Bridge on The River Kwai) <1957年/イギリス、アメリカ>
 この作品が、ナムトック線に架かるあの橋を世界的に有名にしてしまった。作品を観てノンフィクションだと思っている人もいるようだが、史実にヒントを得た創作物語だ。この作品を観て日本人がどう思うかは微妙なところだが、イギリス人、アメリカ人、日本人のそれぞれの性格を、いかにもそれらしく描いている。日本人司令官役は早川雪洲。
[ 参 考 ]  タイ映画ライブラリー

【 映 画 】
「クワイ河からの生還 戦場にかける橋 2」
(Return From The River Kwai) <1989年/イギリス>
 「戦場にかける橋」の後日談を描いた続編で(続編ではないとする資料もある)、事実に基づいて作られているとある。本当であろうか? 日本陸軍通訳の永瀬という人物が登場してくるが、永瀬隆 氏のことであろうか? 共同製作が丸紅㈱、㈱電通、日本テレビ放送網㈱で、日本から仲代達也、高橋悦史らが出演している。
[ 参 考 ]  タイ映画ライブラリー

【映画】
「レイルウェイ 運命の旅路」
(The Railway Man) <2013年/オーストラリア、イギリス>
 当時のイギリス軍捕虜エリック・ローマクス氏が著した、自叙伝の映画化。戦後における、日本陸軍通訳の永瀬隆 氏との物語。映画は実話の映画化であるということをうたっているが、原作と映画は内容が違う? 永瀬役を、真田広之が演じている。
[ 参 考 ]  タイ映画ライブラリー

【 TVドラマ 】
「ブンポーン」
(Boonpong) <2013年/タイ>
 太平洋戦争中の泰緬鉄道建設に関わった、タイ人商人ブンポーンの物語。実話だが、一部のキャラクターは創作されたとのこと。メイン・キャラクターの日本軍人役を、タイ在住の日本人俳優・佐野ひろが演じた。
[ 参 考 ]  タイ映画ライブラリー

A
D



【「戦場にかける橋」を渡るNo.257普通列車】

【日の出と共に「戦場にかける橋」を渡るNo.485普通列車】

【 12go .asia 】



[関連書籍] <AD>






※各写真・映像・文章等の著作権は(有)アジアネットワークが管理しております。無断で使用することはできません。
< (C) Copyright managed by Asia Network Co.,Ltd./All rights reserved. >

< (C) Copyright managed by Asia Network Co., Ltd. / All rights reserved. >