元JRブルートレイン(B寝台)・2等寝台車
<2nd Class Sleeper Train From Japan>
รถไฟตู้นอนชั้น2มาจากประเทศญี่ปุ่น



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【 日本からやってきた、元JRブルートレインのB寝台車両 】
 バンコク発チェンマイ行きSP13(特急)とチェンマイ発バンコク行きSP14(特急)の二列車には、JR西日本から無償譲渡された元ブルートレインのA個室寝台である1等寝台車両とB寝台である2等寝台車両(エアコン付き)が組み込まれている。また、この二つの列車は、原則として荷物車と食堂車以外は全編成車両に元ブルートレインの14系と24系が使われている(2015年9月現在)。だが、メンテナンスの関係であろうか?時には日本製ではない車両や元ブルートレインではない日本製のステンレス車が接続されていることもある。
 タイの通常の2等寝台車両では(日本製のステンレス車も含め)、中央に通路があり、寝台はその両側に列車の進行方向と平行な向きに配置されている。それに対し、元ブルートレイン車両の場合、寝台は通路の片側に列車の進行方向に対して直角の向きに並んでいる。
 これらの元ブルートレイン車両は多くの日本人に人気があるのだが、運行日当日になってみないと日本製車両に乗ることができるかどうか分からない。最終的には入線してきた列車を確認しないと韓国製車両が代用されているか、又はステンレスの日本製車両が代用されているかどうかを知ることができない。いかんせん、元ブルートレイン車両は老朽化が激しいので、今後、代用車が組み込まれる可能性は高くなっていくことだろう。残念ながら、元ブルートレイン車両に乗れるかどうかは、ギャンブル的な要素が強い(2016年11月現在)。
[参考ページ] 寝台車
元JRブルートレイン(A寝台)・1等寝台車




外観(日本製の車両)

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・・・ ↑ 折りたたみ式のイス
車内通路
 車両の扉には日本語で「自動ドア」の文字が残っているが、もちろん自動では開かない。「JR西日本」のロゴもそのまま。通路に折り畳み式のイスが設置されているのは、元JR車両ならでは。

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↑ 下段は、寝台内にも小さなテーブルが付いている ・・・
↑ 小さなテーブルが付いている
↑ 使用できない電灯 ↑ 安全サクの使用方法
↑ 下段には、引き出し式の安全サクがある
↑ 折り畳み式のハシゴ
・・・ ↑ 窓際のテーブル下にある電源コンセント
寝 台
 上段へのハシゴは折り畳み式。窓際のテーブルの下には、電気のコンセントがある。

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トイレ及びその周辺
 各車両にトイレが付いている。客席とトイレを隔てるドアには、「B寝台車」という日本語の文字が残されている。

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【元JRブルートレインの2等寝台車両乗車記】 <by F.N./2016年11月>
 乗ったのは、バンコク発チェンマイ行きのNo.13特急列車です。全車両寝台席で、1等と2等があります。11両編成で、内、機関車、荷物車、食堂車が各1両あり、寝台車は8両ということになります。その内1両は1等で、この車両は元JRブルートレインのものでした。残りは7両なのですが、元JRブルートレインの車両はたったの2両だけだったのです。つまり、予約した席が元ブルトレ車になる確率は、たったの28.5%だったのです。そして、私の席は、なんと元ブルトレ車でした。いやあ、感激です。元ブルトレ車に乗るには、ばくち的要素が徐々に増えてきました。なにしろ、車両が老朽化していますからね。
 さて、肝心の元ブルトレ車2等寝台ですが、かなり古い車両ですのでいろいろな場所がくたびれているのは仕方ないです。ですが、基本的に利用はまったく問題ない状態です。一番不便だったのは、天井のライトは点いているのですが上下段の各寝台のライトは全席点かないようです。これは、カーテンを閉めた後に不便でした。
 また、各設備の日本語の説明書きはそのまま残されているのですが、英語のものがほとんど追加されていません。そのために、日本人以外の外国人にはその使い方が分かりません。これはちょっと不親切です。たとえば、下段ベッドにある転落防止用の引き出し式防護柵は、気が付かないでしょうね。段を引き出して使う上段へ上るハシゴも、使い方がすぐには分からないだろう。栓抜きは、何とか気付くかな? また、通路にある引き出し式のイスは、何も説明書きが付いていません。これは、日本人でもあまり分からないかもしれませんね。実は、このイス、私が小さな子供だった頃使ったことがあるのです。とても感動的な再会でした。



【2017年、まだタイ国鉄を現役で走る「元JR西日本のブルートレイン車両」】

【タイ国鉄、元JRブルートレイン車両による最後の運行?】

【元ブルートレイン14系と24系連結列車「特急 13列車」】






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