【日本と違うぞ、タイの鉄道】 |
「駅の改札口」 |
タイの鉄道駅には改札口はありません。ですので、切符を持っていなくてもホームへ行くことができます。そのため、入場券なるものもありません。以前は列車に乗ってからでも切符を購入できたのですが、今はできません。駅で購入してから、乗車しなければなりません。 |
「駅での切符購入」 |
基本的にバンコク(フアラムポーン)駅以外では、列車の到着の少し前にならないと切符を販売する窓口は開きません。 |
「切符は列車ごと」 |
タイの鉄道の切符は「A駅からB駅まで」というように乗車区間が決まっているだけでなく、どの列車に乗らなければならないかということまで指定してあります。ですので、基本的には切符に記載してある列車に乗らなければなりません。当然、途中下車はできません。 |
「検札」 |
駅に改札はありませんが、その代わりに全ての列車で検札があります。切符は、下車するまで必ず所持していましょう。 |
「停車駅」 |
日本のように、特急が停まる駅、急行が停まる駅、普通列車しか停まらない駅というように、厳格には決まっていません。同じ路線を走る特急列車でも、その列車によって停まる駅が微妙に違うことがあります。 |
「タバコとお酒」 |
基本的に、全ての駅構内(ホーム内)、列車内では、喫煙と酒類の販売・飲酒は禁止になっています。 |
「列車の発車合図」 |
列車の発車合図は、日本のようなベルなどではなく鐘です。 |
「駅弁」 |
駅のホームの売店や車内へやってくる物売りたちはいろいろな食べ物を扱っていますが、日本で売っているような駅弁は存在しません。 |
「お坊さん」 |
列車に限ったことではありませんが、女性の方はお坊さんの隣の席に座ってはいけません。タイの仏教では、女性は僧侶に触れてはならないことになっていますので。 |
「車内からの顔出し」 |
多くの列車で窓を開けることができます。特に、ノン・エアコン車両は窓を開けっ放しで走ることが多いです。ですが、安易に窓から顔などを出すと危険です。タイの鉄道は、日本とは比べ物にならないほど列車と外の障害物との距離が近いです。 |